トップ不定期連載コラム>「ふつう」ってなにさ

「ふつう」ってなにさ

たーやん 

 あなたは家のカーテンを買いにホームセンターへやってきました。店内に入り、まっすぐにカーテン売り場へ向かいます。
 その時にふと気づきました。「あ、カーテンのサイズがわからない…」。とにかく店員さんに聞いてみることにします。あなたは何と聞きますか?

 僕は以前、ホームセンターの店員として6年間働いていました。何年の経験や知識があっても、いつまでも変わらない困った質問があります。

それが、
「ふつうの○○なんだけど……」
という質問です。

 例えば上にあげたカーテンの場合だと「ふつうの窓用のカーテンなんだけど…」という言い方をされる人が本当に多いのです。
 家によって窓のサイズはまちまちですし、そもそも同じ家の中でも窓にはいろんなサイズのものがあると思います。リビングの窓とトイレの窓は大きさが違うでしょ?それを説明すると今度は「ふつうのリビングの窓なんだけど…」という返事が帰ってきます。
 一日一回はこういう人がいて、最後には「ふつう恐怖症」になってしまいそうなくらいでした。 「ふつう」ってなにさ??じゃあ普通じゃないものはどんなのさ??
 あなたは大丈夫ですか?人に何かを聞くときに「ふつう」という言葉を多用していませんか?店員さんは困っていますよ。

 僕はそんな自分の体験から、何か道具や材料を買うときには「ふつうの」という表現は使わないように心掛けています。どんな種類があるかわからない時には、どんな種類があるか店員さんに聞いてからその中のものをチョイスするようにしています。

 そうして自分の買い物のスタイルに気をよくして、帰りにハンバーガーを買いにファーストフード店に入ります。

「お飲物のサイズはいかが致しますか?」「じゃあ、ふつうので」
あ………

Copyright(c)2001-2006 たーやん&みーこ. All Rights Reserved

「ふつう」ってなにさ<不定期連載コラムトップ