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プラモデル

たーやん 

 男性の方なら多かれ少なかれ触れたことのある工作。。。それはプラモデルではないでしょうか。

  思えば、僕自身が自分のお小遣いを貯めて工作をしたのは、プラモデルがはじめてだったような気がします。
  もちろん、学校の図画工作や夏休みの工作をしてはいましたから、生まれて初めて、というわけではないと思いますが、自分が本当に作りたいものを自分の意思で買って作る、という作業をしたのが、プラモデルでした。

 小学生のお小遣いなんてほんの2,300円程度のものです。当時はプラモデルは300円からでしたので、当然買えるのは安いラインナップの中から自分の欲しいものを散々吟味して購入するわけです。

 プラモデルは、今でこそそれぞれのパーツに色がついていて接着剤を使わなくてもパチパチはめていくだけで完成しますが、当時は接着剤がないと組み立てられませんでしたし、色も単色だったので塗装が必須でした。

 プラモデル自体が300円してしまっていましたから、そうなると接着剤や塗料が買えません。次の月などのお小遣いを待って購入します。
 ニッパーなどを買うお金はありませんから、家にある爪きりでパーツを切り出し、母には「爪きりの刃が悪くなる」と怒られ、塗料を買っても筆までは買えず学校で使う水彩用の筆を使ってぼろぼろにしてしまったり・・・いろいろ苦労を重ねながらやっとの思いで一体のプラモデルを完成させます。まぁ子供の作る作品ですから、あちらこちらがボロボロの完成度なんですが。。。でも自分で完成させたという満足度は十分得ていました。

 それほどに思い入れの強いプラモデルも、僕には3つ下のいたずら好きな弟によって、わずか数時間でスクラップにされてしまっていました。。。。

 そんな少年時代に理想はあっても資金面や技術面であまり上手に仕上げることができなかったプラモデルを大人になってから、もう一度作ってみよう、という大人が増えているという話を聞きました。出戻りモデラーと言うそうですが、僕も最近その一人になりました。
 大人になった資金力を駆使し、道具もきちんと揃えて塗装もエアブラシでするようになりました。手先も子供の頃よりはずっと器用になっていますから、子供の頃に理想で描いていたプラモデルを作るようになることができました。

 今はそれがうれしくて、次々とプラモデルを買ってきては作る日々です。
 でも、最近は完成したプラモデルを飾っておくスペースが少なくなってきました。みーこの目もあるのであまり目立つところには置けませんし。。。

・・・・小さい頃、プラモクラッシャーだった弟は母にとっては実はありがたい存在だったのかもしれませんね。

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