ぼかし剤の使い方。自動車塗装の「ぼかし剤」の使い方がわかりません。かめじい、おしえて。 ふむ。ちょっとコツのいる作業じゃからの。それでは、図解で説明しようかの。

用意するもの

ボカシ剤

まずは、ぼかし剤について、少し説明しようかの。

こいつは、ひとことで言ってしまえば「シンナー」じゃ。

新しい補修の塗料と、古い車の従来の塗料を溶かしてなじませることで、新旧の塗装の境目をあいまいにしてしまおう、というものじゃな。

メーカーや商品によって、差異はあるじゃろうが、おおまかに言えば、そんなものじゃ。

なので、結構サラサラで垂れやすい。その辺に注意をして、サッと塗るのがポイントじゃ。

ホームセンターなどで入手ができるはずじゃが、見当たらなければネットでも購入可能じゃよ↓

ソフト99 ボカシ剤

やってみよう

補修部分の想定

ここが補修部分だと仮定します

まずは、どこを補修するのか?ということじゃ。

たとえば、ドアの真ん中あたりなら、ぼかし剤は使わずに、ドア1枚にクリアをかけてしまった方がよい。

ぼかし剤が必要になるのは、このイラストのリアフェンダーなどで、パーツがルーフまでつながってしまっており、区切り目がない場合じゃ。

まずは、この補修部分を「れっつちゃんれんじ!車の軽板金(下地準備編)」で行っているのと同じ作業で補修なされ


まずは色の塗装じゃ

色の塗装範囲

パテ~サフェーサーでの作業が終わったら、カラーの塗装じゃ。カラーの塗装は、フチをぼかして、車体の色との違いをわかりづらくするのがポイントじゃ。

ここでは、まだぼかし剤は使わんよ。この塗装に関しては、「れっつちゃれんじ!車の軽板金(塗装準備編)」と「れっつちゃれんじ!車の軽板金(塗装本番編)」を参考にするとよいじゃろう。


クリヤーじゃ

クリヤー塗装の範囲

色の塗装が終わったら、次はクリヤー塗装じゃな。

クリヤーは、イラストのような範囲で塗りなされ。

ピラー(フェンダーからルーフに続く部分)以外はしっかりクリアをかけてしまってよい。

ピラー部分は、ちょうど真ん中あたりで、軽くぼかしておくとよいじゃろう。

クリアの端は、このようにぼかしてミスト状にしておくのがポイントじゃ。


そしていよいよぼかし剤じゃ

ぼかし剤

そしていよいよぼかし剤の登場じゃな。

ぼかし剤は、このイラストのように、新しいクリアと旧塗装の部分にまたがるように塗るんじゃ。

そうすることで、今回のクリアのミスト状になっていた部分が、ぼかし剤によって溶かされ、従来の塗装となじんで、境目がわかりづらくなるんじゃ。

ぼかし剤は塗料と違ってサラサラなので、垂れないように十分注意なされよ。


マスキングのこつ

ぼかし剤を使った補修は、マスキングにもちょっとしたコツがあるんじゃ。

かつて、わしが書いた解説イラストがあるから、ここに掲載しておこう。

クリックで大きくなるなるぞい。参考にしてくれい。

マスキングの詳細