れっつちゃれんじ!車の軽板金(塗装本番編)さぁもうマスキングもすんですっかり塗れる体勢だよ! そしたら塗っていきましょうか!

やってみよう

もう一度チェック!

マスキング忘れはないですか?
もうどこにもマスキング忘れはないですか~?

さぁ、前回のマスキングが終わったらいよいよ塗っていきます。しかし、慌てないでもう一度ゆっくりとマスキングのチェックをしてみてください。

・テープがはがれかかっているところはないですか?
・マスキングに隙間はないですか?
・塗らなくてはいけないところにテープがついたりしていませんか?

※塗った後、後悔するよりも今、チェックして未然に避けられるトラブルはさけましょう。面倒でももう一度チェックしてください。
あ、それから雨の日はたとえ、屋内で塗装できる環境があっても塗装しちゃだめですよ~。クリヤ塗装のときなどに透明のはずのクリヤが白濁してしまいます。


オーダーカラー

ボデーペンのオーダーカラー
今回はこれを使いました!

僕の車の色を見ていただけるとわかるんですけど、「変わった色」です(笑)
大体、カー用品ショップなどで売られている補修ペイントは各メーカーの車の色で、近い色の車が共通で使える色というのを販売しています。
しかし、僕の車は変わった緑色(みーこは水色と主張)。他メーカーで共用できる車がないんです。
なので、僕の車の色は売っていませんでした。

 途方にくれた僕を救ってくれたのが写真のSoft99から出しているMyボデーペン。自分の車の色番号を伝えると色を作ってくれるんです。

※そんなSoft99のMyボデーペンはネットでも購入 できます。 自分の車の色番号は車を見ればわかります。運転席側のドアをあけたところにシールが貼ってあったり、車の登録プレート(大体エンジンルーム内)に刻印されています。確認してお店の人に伝えましょう。


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さて、今回僕達がもっとも苦労したことは何かといいますと、 「塗装をする場所」 です。

街中でやってしまうと近隣の車などに迷惑がかかってしまいます。そこで街のはずれでやっていたのですが、地面のタイルが汚れるから止めてくれと、街の管理人さんに怒られてしまいました。

そこで、農道をひた走り、山奥まで行ってやったのですが、近くに水道などもないのでかなり不便でした。

そんな時に、助けになってくれるところがあります!当サイトでもアドバイザーとしてお世話になっている谷田貝さんのJUNTOHRUでは各地にレンタルガレージを展開していらっしゃいます。プロのアドバイス付で、格安!!要チェックですよ!!


第一塗り

塗装面を良く見て
塗装面をよく見ながら塗ろう!

写真ではあえて載せていませんが、当然塗る前には脱脂をしております。

さて、脱脂が済んだら第一塗りですが、缶はよ~く振ってください。中でかくはん球という玉がカラカラという音を立てはじめてから20秒は振ってください。
まずはマスキングの新聞の上などで試し塗りをしてみて、スプレーがどれくらいの威力でどれくらいの量を噴き出すのかを確認しまっしょう。
それからゆっくりと塗っていきます。しっかりと塗る面を見ながら塗っていきます。

※冬場と夏場でも感じが違うので気をつけましょう。しっとりとツヤが出ているんだけど垂れないように。加減が難しいかもしれないですが、この一吹き目で感覚をできるだけ覚えましょう。



塗りの基本

ダメな塗りの例
塗るときには1/3くらいずつ重ねて塗っていきましょう。上のように塗るのはNGですよ。ムラになります。
正しい塗りの例

このGIFアニメ、スノーボードペイント以来、2回目の活躍です(笑)

 さて、このイラストでもわかるとおり、塗るときにはある程度重ねながら塗っていきます。上のイラストのようにぎりぎりで塗っていこうとすると、どうしても間がムラになりやすいんです。
重ねながら塗っていくとなかなか進まないのでイライラするかもしれませんが、綺麗に仕上げるためです。こらえてがんばりましょう。

※重ねながら塗っていく事をちゃんと考えて塗りましょう。重ねることによって塗りすぎになり、塗料が垂れてしまわないように。かといってそれを恐れて薄く塗っていって塗膜がバサバサにならないように注意しましょう。


塗りの基本2

ダメな塗装の例
良い塗装の例
端をぼかす場合の塗装の例

塗るときにはその場でスプレーの角度を変えるのではなく、きちんと全体を正面から塗るような感じで(右図)塗っていきます。

ですので、広い面を塗る場合は、自分の体ごと右に左に行ったり来たりしながら塗る感じですね。

ただ、今回の場合のように端をぼかしたい場合には、端だけ筆をはらうようにすると(右図一番下)きれいにぼけます(ちょっと加減が難しいかも…)


1回目塗りのあと

1回目の塗装後
1回目はこれくらいです

さて、1回目の塗りが終わりました。とはいえ、まだまだですね。ま、塗りは1回で終わりではないので、気長にいきましょ。

※写真のように、1回目だけ塗ってもサフェーサーがばっちり見えちゃっていますけど、重ね塗りしていくうちにだんだん隠れていきますので気にせずに塗ってください。決して無理やり1回目で厚塗りをしてしまわないように。


だんだん広くひろ~く

少しずつ塗り広げるイメージ
少しずつ広げます。

さて、色を塗る範囲ですが、少しずつ広げていきます。

少しずつ広げて塗っていく事で、塗った範囲の周辺をグラデーションにし、元の車の色と、新しい塗料の色との違いをわかりづらくする効果があります。

何回くらい塗るかは、一概に何回とは言えませんが、少なくともパテが隠れるまでは塗りますので数回重ね塗りはします。

※はじめから広い範囲で塗ってしまうと、グラデーションにする範囲がなくなってしまいます。注意しましょう。


2~4回目

2回目(まだ見えています)
2回目塗装後
3回目(見えなくなってきました)
3回目塗装後
4回目(もう完全に見えません)
4回目塗装後

写真のように数回、塗り重ねていくことで、色を乗せていきます。大事なのは、前項での説明のとおり、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と、塗る範囲を広げることです。

 ただ、塗る範囲を広げても、塗る箇所いっぱいいっぱいに塗らないようにしてください。そうしてしまうと、となりのパーツとの色の違いがはっきりわかってしまいます。

 写真を見てもらえるとわかるかと思うんですが、まわりのマスキングテープには塗料はあまりかかっていないでしょ?

 ところで、それぞれの塗りの間隔ですが、夏場と冬場でかわってきたりします。
夏は5分もすれば2回目が塗れますが、冬は10分くらいかかるかもしれません。車体を直接触って乾燥ぐあいを確かめるわけにもいきませんので、まわりの色がついているマスキングテープを触って確かめます。指に色がつかなければ次の塗装をしても大丈夫です。

※こうしてグラデーションをつけてあげて車体色とスプレーの色の違いをわかりづらくしていきます。この行為を「色をぼかす」といいます。
今回、僕は色をオーダーメイドで作ったわけですが、車の色というのは時間が経つにつれ、色焼けを起こしたりして色が若干変色していたりします。ですので、いくら純正色の番号で色を作ったからといっても自分の車と全く色が同じというわけではないのです。どんな車でも色はぼかさなくてはならないと思ってください。
真正面からだけじゃなく、斜から車体を見てみてください。それでもサフェーサーのあとがわからなければ、色塗りはOKです。


塗り忘れのちぇっく

塗り忘れしやすい場所
ここ、忘れやすいので注意!

塗り忘れというのは、意外に多いんです。大体、正面からは見えない場所に多いです。

 今回のように車のリヤフェンダーの塗装時などは写真で塗っている内側がよく塗り忘れる場所です。
まぁ、正面からは見えない場所なので、いいといえばいいんですが、やっぱり後から気になるでしょうから、忘れないようにしてください。

※塗り忘れそうな何かの影になる部分は、サフェーサーの場所を塗る前に先に塗ってしまっておきましょう。
塗った場所はいろんな角度からチェックしてください。クリヤを塗ってからでは遅いですよ。


いよいよクリヤなのだ

艶を出して、垂れないように
ばっちりツヤを出しながら、でも垂らさないようにクリヤを塗っていきます。

クリヤを塗っていきます。ばっちり塗っていきます。必ずマスキング部分の新聞紙などに試し噴きをして、どれくらいの量がどれくらいの勢いで出るのかを体感してから塗ってください。

 クリヤのポイントは、色の時のように薄く塗り重ねをすることができないということです。クリヤを薄く塗ろうとすると、塗装面がバサバサになってしまい、とても見苦しい車体になってしまいます。ですので、ツヤがばっちり出るくらいの量を塗る必要がありますが、量が多すぎるとクリヤが垂れてしまいます。

※目でよ~く塗装面のツヤを見ながら、腕の動きを一定のスピードに保って塗ってください。ここで出たツヤの具合がそのまま仕上がりに影響します。


風や天候について

最後まで一定のスピードで
下の方まで一定のスピードで塗っていきます。

実は、僕たちがこの塗装をした日は、少し風がある日でした。それでもなんとか色まで塗ったのですが、さすがに同じペースで最後まで塗りきらなくてはいけないクリヤでは風はきつかったです。クリヤが車体に届く前に風に流されて自分が狙っている場所に塗料が届かないのです。。。
このように天候などに影響されやすい塗装。以下の点に気をつけてください。

  1. 雨天時は塗装しない(クリヤの白濁が起きる)
  2. 風のある日は塗装しない(ムラになる)
  3. 暑い夏場は日向では塗装しない(すぐに塗料が乾燥してしまい、塗料がなじんでムラがなくなっていくための時間がない)

※無風の晴れた夏以外の季節がやりやすいかと思います。夏場も風通しのいい、日陰があるといいと思いますが。


こんなんでましたけど♪

こんな感じのツヤが出ました
こんな感じのツヤが出ました。

こんな感じでツヤがでました。缶を1本しか買っていなかったのでクリヤは2回しか塗れませんでした。本当は個人的には3回くらい塗りたかったのですが、まぁ、これでも大丈夫でしょう。

※もしも、クリヤの塗りムラが出てしまったら、その部分だけ塗ろうとせずに、少し時間をおいてまた全体を塗ってください。一部分だけ塗ってもムラがひどくなるだけですので、決して一部分だけ塗るようなことはしないでください。


傷の痕跡

キズはすっかり無くなりました
傷はすっかり消えました。

はじめに、傷&凹みがあった場所です。もう傷があったことなど感じさせないほど元通りになっています。

※下地段階で、パテ削りが不十分だったり、サフェーサーの水研ぎが中途半端だったりすると、その跡がはっきりとあらわれてしまいます。最後に美しい仕上がりを求めるのであれば、やはり下地の処理が大事です。色塗りは比較的容易にやり直せますが、パテやサフェーサーの切削・研磨はやり直すのはとても大変な作業です。


マスキングをはがす

マスキングはがしは慎重に
慎重にマスキングをはがします。

クリヤがある程度乾いたら、マスキングをはがしていきます。
しかし、まだクリヤは完全に乾いてはいないので、塗装面には触らないように注意をしながらはがしていきます。

※ここまできて失敗は嫌でしょう?慎重に慎重にはがしていってください。塗料は表面は比較的乾くのが速いのですが、中まで完全に乾くにはそれなりの時間を必要とします。夏場で3日、冬場なら1週間ほどは塗装面にはなるべくさわらないようにしましょう。

完成!

完成
さぁ、どうですか?きっと塗装の途中にごみやホコリなどが塗膜についてしまったり、クリヤの塗装ムラが出てしまったりしている人もいるでしょう。そんな人はコンパウンドなどで仕上げればOKです。またいつの日かそんな人のために「仕上げ編」をやるかもしれませんが、ひとまずは完成です!!

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